灼熱のデスロード

こんばんは！

大仰なタイトルとお思いかもしれませんが思いもかけぬ事から2日間灼熱のデスロードを体験しへとへとになりました、ちいちょこです(:3_ヽ)_

事の始まりは歯医者で親知らずを抜こうとした日、なぜか狭い駐輪場に座り煙草をふかしてやがる近所の爺さんに遭遇した事からケチがついたと後にまがたんと語り合いました…。

近付かないでおこうと避難するため、チャリのタイヤの空気を確かめられず漕ぎ出してしまったものの、なんか変な音がするのと前輪がべこっと地面に着いているのを見てまさか…パンク!!?と慌てて百均で買った空気缶で空気を注入するものの直ぐさまプシュー！と音がして見る見るうちに抜けていきました。

うん、こりゃパンク以外のなにものでもありませんね！

しかし歯医者の予約もしているし後輪は大丈夫なはず、いけるか！？

進んでいくとガタン、ガコッ、ドタンみたいな音がし始めて完全に空気がなくなりぶつかる音がし始めたので交差点で空気を注入、プシュー！と音がするけど頑張れと気合いを足に入れて漕いで漕いで……途中で降りました;

パンクすると物凄く重いのは知ってるけどもう限界、降りた途端足が笑いガクガクしてて全力で漕いだんだなーと思うも予約に間に合わなくなるのでそこからはチャリを押して走りながらなんとか目的地に到着！

しかしこのうだるような灼熱の暑さをパンクしたチャリを全力で漕いで走ってきたので汗が止まらずうまく立てず両手がかなり震えていたのでやばいと思いお水を貰い、まがたんが小さい保冷剤を持ってきてくれていたので太い血管の通るところに当てて、喋れない私に代わりまがたんが事情を説明してくれて暫し休むことに…。

こんな事なら無理せず途中自転車屋さんに寄ってくるんだった、予約は電話して貰えば良かったなあと後悔( т т )

熱中症になりかけて指先も変な色になってるし頭はぐらぐらしてるし申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、なんとか回復してきてまがたんが今日はやめようかと言ってくれたので悩んだのですが…2本抜くところを体調不良とはじめて抜歯するということもあり、麻酔の量の少ない上の歯1本抜いてもらうことになりました。

具合が悪くなってもまがたんと歯医者さんに迷惑がかかるし、でもまた歯医者さんに来る回数が増えてまがたんに付き合って貰わなきゃいけないのは申し訳ないなあと…しかし上の親知らずは5分とかからず抜けたので呆気にとられました( °‪ᗝ° ).ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪

私は歯が真っ直ぐ生えているので抜きやすいとのこと。歯を持って帰るか聞かれてお断りしました…変わった形とか記念に持って帰る人がいるのかな？

副鼻腔の関係で口を膨らませて鼻から空気が漏れないか確認するのがあったのですが、麻酔をしているのでやろうとすると無様にもぶす、とかぶっ、と音がして抜けてしまい全然膨らませられませんでした!!(恥)先生はにこにこしていたらしいけど私は唇を押さえながら必死にぶすぶす音を立てるしかなくその場から消え去りたかったですとも:( ;ᾥ; ):

それから綿を噛んで、血の巡りが良くなることは駄目なのでまがたんが近くの自転車屋さんに向かってくれたのですが…まさかの休み！！

まがたんに申し訳なく、翌日は消毒のため歯医者も予約したので私は自転車を押して帰り、まがたんは心配だからと時々先に行って待っていてくれてました…うう、申し訳ござらん

そして翌日、私は家で用意をしてまがたんは仕事帰りに虫ゴムを買ってくれて…自転車屋さんはその日も休み、貼り紙もなくまがたんは新しい虫ゴムを交換して入れてくれたのですが漕げないようで、足が痛いみたいなので私も急いで自宅を出て走って向かうとまがたんの姿が！

前輪は直ったようで、漕げるみたいなので先に行っててくれ、おっつけ行くからと言ってくれたので先に歯医者に向かおうと漕いでいくと違和感が。

後輪から変な音がする…？ｶﾞﾀﾝ､ｺﾞﾄｯみたいな音にまさか後輪もパンクしてるーー！！？と急いでタイヤを掴むとぐにゃっと…。

こんなに自転車って重かったっけ？と思いながら漕いでましたがまたしても限界を迎えて同じような場所からチャリを押していくことに( T ⩌ T　)

ということは昨日は前輪も後輪もパンクしたのを漕いでたのか…？そりゃああんな風になるよなあと自嘲しつつ歯医者に着き、ぎりぎりまでまがたんを待ってから受付に急ぎ、消毒だけなので早く呼ばれたもののまた汗が滝のように流れ落ち呼吸が苦しくフラフラしてました;;

なんとか消毒を終えて、待合室でまがたんも待っていてくれて事情を説明した後駐輪場にて空気缶で後輪に入れると最早聞き慣れたプシュー！の音。

ははは…パンクしてました。

虫ゴムを棒に被せてぐいぐい押して、後輪に差し込み空気缶を入れてみると今度は入っていきました。あの音がしない！

汗だくになりながら漕ぐとなんとも軽やかな動き。ああ、チャリってこんなに軽かったんだ！なんて快適なのかと謎の開放感と高揚感を味わいました( ᐢᢦᐢ )

そしてその翌日から自転車屋さんは開くようになりましたとさ…。何故！！？